はたんきょう(巴旦杏)

大阪近郊の鉄道(主に新線建設や計画)について

東海道線支線地下化工事南2工区の状況 2019-08-03

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以前に述べたように、JR神戸線の高架下をくぐる部分は大雑把に言うと

  1. まず東側に土留め壁を構築
  2. 次に線路を1.5メートルほど掘り下げる
  3. 線路を東へ少しずらす
  4. 西側に土留め壁を構築
  5. 線路桁をはめる(わかりやすく言うと、線路をあらかじめ鉄橋のようなものに載せておき、その後に線路の下の土を掘る)
  6. 線路の下の土を掘って擁壁部(地下トンネルから地上へ登ってゆく部分)を構築

という手順で工事が行われるらしいが、現在は 4.まで進んでいる。

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通常であれば、土留め壁は上から巨大な重機で垂直に板を打ち込むという工法で行われるが、この部分は高架下のため、重機が入れない(重機が入れたとしても、打ち込む板の高さが高架下の高さ以下に限定されてしまうため、深く打ち込めない)。

そこでこの現場では、深く溝を掘ってそこに鉄製の円柱を多数並べることで壁にするという工法が取られている。

線路の東側(写真向かって左側)ではすでに構築が終わっており、現在は高架下の西側部分(写真向かって右側)でそれが行われている。