はたんきょう(巴旦杏)

大阪近郊の鉄道(主に新線建設や計画)について

東海道線支線地下化工事北1工区の状況 2019-08-10

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北1工区では線路を南東側に移設する工事が完了し、さらに既存の線路の除去も終わり、いよいよ新しい線路の構築が始まっている。

現場の途中に、仮の歩行者用通路が設けられていたので、そこから現場の様子を撮影することができた。

 

この部分は、新大阪方面から淀川を渡ってきた線路が地下鉄御堂筋線を乗り越えて北梅田駅方面へ向かって地下へ降りてゆく勾配が、地上の高さにまで降りて来るあたりだと思う。

もともとこの辺りの線路は高さ1.5メートルくらいの高さの盛り土になっており、側面は法面(河川の堤防の側面に見られるような、緩やかに斜めに傾斜した面)ではなく、垂直なコンクリートの壁になっていた。

個人的には、線路を構築するにあたり、不要なコンクリート壁は根こそぎ撤去するものと推測していたのだが、現場を見る限り、地上より上の部分をカットしただけで、地下に埋まっている部分はそのまま残されている。

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まあ、壁が地下に残っていたからといって工事に支障はないので、わざわざ撤去するお金をかけるまでもない、という判断なのだろう。

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しかしよく考えてみると、この ↑ 写真に写っている範囲では、線路は少しずつ地下へ降りてゆくことになる。地上から地下へ降りてゆく部分を建設する際は、側面の土が崩れないように、土留め壁をまず構築するのが普通だが、ひょっとしたら、この部分ではコンクリート壁の跡を土留め壁がわりに再利用するつもりなのではないだろうか、と推測しているのだが、どうだろう(まあ、このブログに書いてある私の推測が当たった試しはないが(笑))。

 

なお、大阪市が配布している工事資料によると、地下へのトンネルの入り口は「タチカワブラインド」の前にできるという。上の写真の、横断歩道の道路標識の少し左に写っている建物がそれである。