はたんきょう(巴旦杏)

大阪近郊の鉄道(主に新線建設や計画)について

北梅田駅(仮称)で阪急狭軌新線はどう分岐するか

個人的には以下のように予想している。

少しわかりにくいかもしれないが、下図を上から下へ貫いている赤い線が、地下化される予定の東海道線支線で、中央下部に弓なりになっているのがうめきた新駅(仮称北梅田駅)である。

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私が書き加えたのは、青い破線と橙色の破線である。橙色の破線が、阪急新線の北行き(十三方面)、青色の破線が南行きを表す。

北行きに関しては、ただ単に西方向へ分岐するだけなのでさほど問題はない。

一方南行きに関しては、東海道線支線の下をくぐる必要があるため、(十三側から説明すると)東海道線支線より深く潜って下をくぐり、直後に上昇して北梅田駅に接続しなければならない。

地図内に茶色の字で記した通り、グランフロント大阪の南館北端から居住棟の北端まで約350メートルである。

勾配を 15 ‰ とすると、350メートルで5.25メートル上昇できる。18 ‰ なら6.3メートル登れる。

6メートルあればパンタグラフ集電式の鉄道線路でも十分に下をくぐれるだろう。

もっとも、南行き線を上図のような位置に増設するのであれば、グランフロント大阪北館西側の道路を開削する必要はある。まぁ、その頃にはすでに東海道線支線の地下化が完了しているはずなので、道路を一旦西へずらして開削すればよいだろう。

いずれにしても、阪急の狭軌新線はまだ正式に発表はされておらず、マスコミのフライングの可能性もある(苦笑)。以前の新聞発表では、阪急の新線は西梅田に接続するとされており、西梅田・十三連絡線と呼称されていた。その場合、阪急はあくまで標準軌のままで、北梅田駅の北側に阪急の新駅を作るような構想だったと記憶している。もしそうであれば、グランフロント大阪北館西側道路の下に駅を作ることになるため、結局、開削の必要が生じるのは間違いない。

(追記)

大阪市が配布している「東海道線支線地下化工事」のPDF資料によると、北2工区(グランフロント大阪居住棟西側から阪急高架下付近)において工事の進め方が飛び飛びになっていることがわかる。

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これはひょっとしたら、阪急新線が下をくぐるための工事を一体で行うために、交点部分を後回しにしているのでは?とも考えられるのだが、どうだろうか。

(おまけの追記)

現在の東海道線支線の西梅田一番踏切の少し北側で、線路の下に下水管を通す工事をしており、線路を保持したまま下を掘削するための「線路桁」というものを敷設中である。

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以前にも述べた通り、東海道線支線地下化工事において難所の一つ?と思われる南2工区では、JR神戸線東海道本線)の高架下の部分は非常に狭い空間で線路の掘り下げ作業を行うらしい。工事資料によればその際、この線路桁を多用するとのことである。どのように工事が進むのか興味津々である。

現在は東側の土留め壁を作っているものと思われる。

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この写真ではよくわからないかもしれないが(苦笑)、一応載せておく。

南2工区に関してはできれば完成までレポートしたいと思う。