はたんきょう(巴旦杏)

大阪近郊の鉄道(主に新線建設や計画)について

なにわ筋線のより詳細な情報が明らかに

大阪市のウェブページで大阪都市計画都市高速鉄道なにわ筋線に係る環境影響評価方法書が掲載された。

 

これにより、新難波駅の位置など、より詳細な計画が明らかになった。

 

個人的に一番興味があるのは、新今宮駅から南海がどのように地下に潜るかである。

 

なにわ筋線計画図.jpg

 

計画図によると、なにわ筋線の経路に当たる部分は太い破線で記されているが、新今宮駅から今宮戎駅に地点まで、既存の南海本線をなぞるように太い破線が描かれている。

 

以前にも述べたが、私は個人的に「なにわ筋線は南海本線から『分岐しない』」と見ている。つまり、単に南海本線なにわ筋線に切り替えてしまうということである。そして、今宮戎駅より北は高野線専用になるだろうと予想してる。

 

なぜなら、もし新今宮駅付近で本線から支線が円滑に分岐しようとすれば、高架で乗り越える必要があり、建設費がかさむからである。

 

これから先の南海本線の需要を考えれば、そこまでせずとも、単に南海本線なにわ筋線へ切り替えてしまうだけで十分と思われるのである。

 

なので、計画図に描かれている、太い破線が今宮戎駅の近くまで既存の南海本線と重複している部分は、要するに今までの線路をそのまま使うという意味だと思われる。

 

ご存知の通り、新今宮駅は高架のさらに上にある高架駅であり、そこから今宮戎駅の少し手前まで下りになっている。私の見方では、その下りがそのまま地下へ潜ってゆく感じになるのではないか。

 

なので、実際の工事は、南海本線の西隣の道路上に、木津中学校のあたりから、既存の高架橋の西から分岐するような形で、地下へ下ってゆく高架橋を建設するのだろう。そして、開通日の未明に線路の切り替え工事を行い、以降は南海本線の列車はすべてなにわ筋線乗り入れとなるだろう。

 

なにわ筋線今宮付近.jpg

 

計画図によると、ニコニコのり本社大阪支店のあたりで地上の高さに達するようだ。その際、上の図にも示した通り、用地買収の必要がある。また、国道25号線は完全に分断されることになる。おそらく半地下に潜るような形のアンダーパスが作られるのだろう。

 

いずれにしても、パークス通りと呼ばれる通りは、戎本交差点から木津卸売り市場の付近まで、車線の減少が行われるものと思われる。また、東西方向に走る道路をさらにもう一本、分断してしまうであろう部分が見受けられる(敷津小学校の北側を走る道路)、これに関しては半高架で乗り越えるのか、あるいはもう分断してしまう可能性もある(この道路の南海の高架付近は幅も狭く一方通行になっており、東西方向の重要な連絡道路という位置付けではなさそうに見えるので)。

 

なにわ筋線今宮付近2.jpg

 

そして、Zepp Namba の前あたりで地下に潜るようだ。なので、木津卸売市場の北を走る道路は分断を免れるだろう。

 

いずれにしても、私が以前予想して書いた記事はほとんど当たっていなかった(笑)。パークス通りをこれほど占有してしまうとは思わなかった。ただ言い訳をさせてもらえば、以前に予想記事を書いた時点でも、「パークス通りを占有できるならこのような経路になる可能性もあるだろう」という考えが頭にあったのは確かである。

 

なお、計画によれば、新難波駅は一面二線の島式ホームを持った駅となるらしく、この構造なら駅の北側に引き上げ線を作る可能性はあると思う。ならば、新難波で折り返す列車も多く設定でき、南海本線が完全になにわ筋線乗り入れに切り替割ったとしても十分対応できるのではないか。