はたんきょう(巴旦杏)

大阪近郊の鉄道(主に新線建設や計画)について

なにわ筋線の正式名称を予想する

当ブログで一番記事を裂いて取り上げているのは東海道線支線地下化工事だが、現在のところ、その工事名称が示す通り、新大阪から福島に至るこの路線は、東海道線支線が正式名称である。梅田貨物線という呼称もあるが、あくまでも通称(というか、大阪環状線の福島から西九条に並走する部分を含めて呼ぶ際の呼称)である。

梅田貨物線は、貨物線とはいうものの、実際には貨物より旅客列車の方が多く運転されており、一部では「梅田線」と呼ぶ向きもあるようだ(Wikipedia情報)。

その東海道線支線地下化工事について、完成は2023年春と予定されているが、一部報道によれば、2019年春に全面開業予定のおおさか東線の列車が、2023年春以降は北梅田駅(仮称)にまで乗り入れてくるのだと言う。

さて、そこで一つ疑問が生じる。今の時点では、梅田貨物線の新大阪から西九条の間に駅が存在しないため、一般旅客に対して、梅田貨物線をどう呼ぶのかはあまり問題にならない。

しかし、北梅田駅が開業したらそうはいかない。一般旅客にも「JR何線の北梅田駅」と案内しなければならない場面が生じるからだ。

先ほど述べたように、2023年春以降おおさか東線が乗り入れてくるのであれば、営業案内的には「おおさか東線北梅田駅」でもよかったかもしれない。個人的には、なにわ筋線計画が進まなければ、そうなる可能性も高いのではないかと考えていた。

しかし、なにわ筋線計画が具体化した以上、そのような呼称ではまずいだろう。なぜなら、一般旅客に対して一旦「おおさか東線北梅田駅」と案内し、それがやっと定着(鉄道に詳しくない一般人に鉄道の新駅や新線の存在が定着するのは10年くらいは余裕でかかる。今でもJR東西線の存在を知らない一般人など5万といる)し始めた頃に(つまり2030年春に)また新たに「なにわ筋線の北梅田駅」と案内し直すのは、得策ではないからである。

となれば、私は個人的に、2023年春の北梅田駅開業時点で、「なにわ筋線の北梅田駅」と案内し始める可能性が高いのではないかと考えるのである。

というより、なにわ筋線は最近の新聞報道などでは北梅田駅が北の終点であるかのように報道されているが、もともと新大阪が起点であり、北梅田駅から新大阪駅は梅田貨物線を流用することは当初から計画に入っている。だから新大阪駅から北梅田駅の部分を「なにわ筋線先行開業部分」と呼ぶのは決して間違っていないし、一般旅客にもその方がわかりやすいのではないかと思う。

前置きが長くなったが(笑)、「なにわ筋線」という線名はあくまで仮称であり、上記のような事情から、2023年までに正式名称を決める必要が生じる可能性が高いため、そろそろ正式名称について議論があってもおかしくないのではないかというのがこの記事の主題である。

で、その正式名称だが、個人的な(勝手な)予想では、まず「なにわ筋線」はないと思う。「〜筋線」では地下鉄と誤解する人が多いのではないかというのがその理由である。

ではどうなるのか。なにわ筋が通っている部分はほとんど西区だが、「大阪西線」とかではつまらないし、第一、現在の大阪市の市域から考えれば、西と呼ぶほど西の方を通っているわけではない。通過する場所にちなんで堀江線とかJR中之島線という風にするのも、通過する他の地域の人からクレームが来そうで問題が多いだろう。

ならばいっそ、「筋」をとって「なにわ線」あたりにするのではないだろうか。南の起点が浪速区ということもあるし、大阪の中心近くを走っていることを想起させる名前でもあると思うのだが。